まつげエクステサロンに「ショップカード」や「紹介カード」は必要か?

Lacieのスクール生からわりと多く聞かれる質問として、

「ショップカードや紹介カードはあったほうがいいのか?」

というのがあります。

僕の答えは前から決まっていて、

「ないよりはあったほうがいい」

です。

「なくてもいい」
「いらない」

というニュアンスではなくて、

「最終的には作ったほうがいい」

という感じ。

ホームページとかチラシ、DMの方が優先度が高いです。

一度作ったらそうそう変えるものでもないので、僕なら最初に作っちゃいますけどね。

「あったほうがいいのか?」と聞いてくるということは、「なくてもいいんじゃないか」という思いがあるわけですよね。

なぜ「なくてもいいんじゃないか」という考えに、至ったのかというのを突っ込んで聞いていくとだいたいが、

「自分はショップカードとか紹介カードがなくても紹介したかったらするから」

という答えが返ってきます。

「ふむふむ。で?お客さんは?」

って僕が聞いたら、

「わかりません」

って言うんですね。

詰めが甘いですね(苦笑)

「自分だったらどうだろう」という視点を持つのは大事ですが、それだけでは良い接客はできません。

なぜなら、自分とお客さんは違うからです。

これは、スタッフを雇う時にも重要な視点になってくるのですが、自分と他人は違うというのを本当の意味でわかっていないと人間関係はうまくいきません。

そりゃこの記事を読むくらいWebへのリテラシーが高い人だったら、ショップカードや紹介カードなんてなくても他人に紹介できるでしょう。

僕自身も誰かにお店を紹介する時は、LINEやメールやチャットワークでURLを送って終わりです。

でも、みんながみんなそういう行動を取るわけではないんです。

世の中にはネットを見ない人やスマホを使いこなせない人が山ほどいます。

僕の親なんかが典型的ですが、そもそもスマホすら持っていないので、お店を紹介する時はショップカードや地図をプリントアウトしたものを渡します。

そういうオフラインにいる人たちにちゃんと配慮できてるのかって話です。

オフラインの人たちって、ネットからだけ集客していたらリーチできない層なので、紹介してくれるならありがたいですよね。

現に僕のクラアイントを見ても、紹介カードが無いお店よりも紹介カードがあるお店のほうが紹介新規の数が多いです。

そして、ただ紹介カードを作っただけのお店よりも、紹介キャンペーンを大々的にやっているお店の方がキャンペーンをやっていないお店よりも圧倒的に紹介新規の数が多いです。

なので、紹介新規が欲しいなら、紹介カードは絶対にあったほうがいいでしょうね。

ちなみにninaでは20%オフと50%オフの2種類のカードを用意して、各々声のかけ方が全然違うらしいですよ。

余裕があったらそこまでやっても良いと思います。

この手のものって、すぐに結果が出るものではないですが、配り続ければ半年後、1年後には大きく形として現れるので、抜かりなくやってくださいね。