まつげエクステサロンでは「矯正」という言葉は使わないほうがいい

こんにちは。
坂口です。

先日、ライティング代行サービスの打ち合わせの時に、「まつげ矯正をプッシュしたい」という提案をされたんですね。

で、それを言われた僕とコピーライターの山口さんは、「いや、矯正って言葉は使っちゃダメでしょ」って即答したんですが、それを言われた時のリアクションが「なぜ???」みたいな感じだったんですよ。

僕は「え?なんで使っちゃダメかわかんないの?」って思ったんですが、その後、僕がコンサルをしている人何人かに聞いたら「ダメな気はするけど明確な理由はわからない…」という感じだったので、これはマズいと思いこの記事を書いています。

そもそも「矯正」という言葉を使う時がどういう時かを考えてほしいんですが、一般的には「何かを治したい時」だと思うんですね。

メジャーな使われ方をしている例を挙げると、

・歯列矯正
・骨盤矯正

ですかね。

これらは大きくまとめると治療行為と見なされ、治療院(病院と歯科医院も含む)で行われる認識なわけですが、治療院というのは「マイナスをゼロにするための場所」です。

それに対して、まつげエクステを始めとする美容業界というのは、「ゼロをプラスにするための場所」です。

別にまつげエクステをやらなくても普通に生きていけるけど、できれば目元を輝かせて生まれ変わった自分を手に入れたいというバラ色の人生をイメージして来店してくるんですね。

それに対して治療院は、一般人レベルの普通の日常生活を送れるようになりたいと思う人が通う場所なわけです。

「まつげ矯正」という言葉を使うということは、「華やかな未来を手に入れたい」と思ってお店を探している人に、「普通の人生が待ってますよ」と言うようなもんですよ。

そんなメッセージを発信しているお店に行きたくはないですよね。

逆でイメージしてもらってもいいですが、例えば、あなたが腰痛を悪化させて治療院を探している時に、「腰痛にならない健康な体が手に入ります!」って書かれていたら、そのお店に行きたいと思わないですよね。

それはなぜかというと、「腰痛にならない健康な体が手に入ります!」というのは、ゼロをプラスにするメッセージだからです。

腰痛というマイナスの状態をゼロの状態にしたいのに、ゼロからその先の話をされても「いやいやそれよりもこの腰痛を…」ってなると思います。

他でも例えば、

・深爪矯正
・縮毛矯正

なんかがよく見かけるキーワードだと思いますが、これらも一緒で、自分がネイルサロンを探している時に、トップページで深爪矯正を推しているサロンに行きたいのかと考えればおのずと答えが出ると思います。

「まつげ矯正」という言葉を打ち出していくというのは、それと同じことをやっているんですよ。

もちろん「まつげ矯正専門サロン」でいくんだったら、打ち出してもOKですし、逆に打ち出さないとダメでしょう。

僕のクライアントでも「深爪矯正専門サロン」があって、新規客を1年間ストップするくらいお客さんが入ってます。

あくまで需要があるならですが、専門でやったほうがお客さんは入ります。

この「矯正という言葉を使わないほうがいい」という話は肌感覚でわからないとダメだと思います。

僕やコピーライターの山口さんは間髪入れず「NO」をつきつけました。

試しに山中さんに聞いても「使わないほうがいいでしょ」と即答しました。

勘違いしないでほしいのが、別に矯正するメニューがダメだとか、技術そのものがダメって言っているわけではないってことです。

あくまで「矯正という言葉を使わないほうがいい」って話です。

じゃあどうすればいいんだという話になってくると思うんですけど、矯正という技術の説明を、矯正という言葉で説明しなければいいだけです。

それを考えるのが、お客様目線であり、お客様に尽くすってことです。

僕が今コンサルしている人や、ホームページを作っている人は1人も使っている人がいなかったので、僕的にも盲点だったわけですが、結局は教えている講師が無能というか、一般人目線を全く持っていないんだと思います。

僕や山中さんが講師だったら「矯正」なんて謳わせないですから。

「矯正」という言葉を使っちゃう人は、おそらくninaのこのホームページからなぜ集客できているかわからないでしょう。

集客できている理由は、使っている言葉から文章まで全てがお客様目線だからですよ。

Lacieのスクール生で1人で月商150万円売り上げているジュエリーアイズもそう。

このホットペッパーからなぜ1人で150万円も売り上げることができているのか、わからない人がほとんどだと思います。

繰り返しになりますけど、お客様目線で作っているからです。

ホットペッパーを見ていると、よく、メニュー名に「セーブル」とか「ミンク」とか入れる人いるじゃないですか。

あんな情報はお客様にとっては不要なんですよ。

それよりも書くべきことがあるわけですが、それがわかっていない人が多いです。

別にお客様の声で「セーブル最高です!」って書いてもらっているならそれを打ち出せばいいと思いますよ。

そういう人がターゲットなんでしょうから。

でもそんなサロンほとんどないですよね。

お客さんが価値を感じているところは違うってことです。

これもネイルサロンで考えればわかると思うんですけどね。

「パラジェル」だとか「カルジェル」だとかに興味ないですよね。

こんな話をネチネチと3ヶ月間聞かされるのが僕らのスクールなんですが、1ヶ月経ったあたりから言葉に対する意識がだいぶ変わってきます。

先日、スクール生から貰ったお返事で感心したのがあったので、勝手に紹介します(爆)

ブログを書くことが苦痛でしたが、記事タイトルを書いてみたら、同じ内容の記事でも少しタイトルを変えるだけで無限に記事が書けてしまうものなんだなと思いました。また、少しタイトルを変えただけで投げかけるターゲットも変わってくるんだなと感じました。

これは本当にその通りで、僕も自分が説明するときにこう言おうと思いました(笑)

僕が伝えているノウハウの中で「同じことを3回言う」というのがあるんですが、まさにこれです。

内容とか写真は一緒でいいんですよ。

タイトルや形式(書き方)を変えればいいんです。

形式というのは例えば説明する順番を変えるとかです。

これができるようになれば無限に記事が書けるようになりますし、お店の価値が正しく伝わる可能性も高くなります。

この書き方では伝わらなかったけど、この書き方では伝わったみたいなことが日常的に起こりますからね。

さっきの説明で例えるなら、骨盤矯正では伝わらないけど、深爪矯正だと伝わるみたいな感じです。

どういう表現が嵌るかは人それぞれなので、言葉を意識して色々な表現ができるようになってくださいね。

ABOUT US

坂口勇人
千葉県生まれ。株式会社ALIVE代表取締役。4年間会社員→副業の収入が100万円を超えたので独立。現在会社は11期目。コンサルティング実績は、ラーメン屋、居酒屋などの飲食店、エステ、ネイル、まつげエクステ、耳つぼダイエット、アートメイクなどの美容サロン、整骨院、カイロプラクティックなどの治療院で月間売り上げを数十万円~数百万円アップさせる。高額の個別コンサルティングはキャンセル待ちになるほど。